第3章:今日から始める、体と心を整えるセルフケア
- 良 小西
- 3月31日
- 読了時間: 3分
更新日:4月10日
〜“がんばらない”からこそ、うまくいく回復の第一歩〜
🧵 「難しいことはできない。でも、何か変えたい」
うつ・不安・慢性疲労に悩んでいるとき、 「何かを始める」こと自体がハードルになるのは、とても自然なことです。
疲れている心と体に必要なのは、 “がんばるセルフケア”ではなく、“ゆるめるセルフケア”。
ここでは:
☑ ベッドの中でもできる
☑ 道具いらず
☑ 効果はしっかり
──そんな“やさしくて効く”セルフケアを紹介します。
🤝 セルフケア5選:静かに整える、自分のための習慣
1. 🖐 【手のひらタッチ法】
〜脳の緊張をゆるめ、安心スイッチを入れる〜
✅ やり方
両手を軽くこすり合わせて温める
右手のひらを胸の中央(胸骨)にそっと当てる
そのまま、深呼吸を3回
✨ 効果
ここには迷走神経の調整ポイントがあります
手のぬくもりと呼吸で、脳が「安心していい」と判断
🌻 こんなときに
寝る前、緊張が抜けないとき
不安で落ち着かないとき
人と会ってぐったりしたとき
2. 💌 【3秒呼吸法】
〜「今、ここにいる」感覚を取り戻す〜
✅ やり方
鼻から3秒かけて吸う
3秒止める
口から3秒かけて吐く(×3セット〜)
✨ 効果
浅い呼吸=緊急信号を送ってしまう
呼吸を整えると、脳が「いまは大丈夫」と感じるように
🌻 こんなときに
思考が止まらず眠れない夜
頭がぼーっとして集中できないとき
朝が怖いときのリセットに
3. 🩼 【お腹の温めリセット】
〜内臓から「安心」を伝える〜
✅ やり方
湯たんぽ・カイロ・自分の手などで下腹部を温める
深呼吸をしながら5〜10分リラックス
✨ 効果
自律神経・免疫・ホルモンの要所を温めることで
脳が「安心していい」と受け取る準備ができる
🌻 こんなときに
生理前後の不安定期
寒暖差で体が冷えているとき
寝つきを良くしたい夜に
4. ☕ 【ゆるい自分にOKを出すノート習慣】
✅ やり方
寝る前に「今日できたこと」を1つだけ書く → 例:ちゃんとご飯を食べた/深呼吸した など
✨ 効果
脳は「できたこと」に注目すると、自尊感情が戻ってくる
🌻 こんなときに
自分を責めがちな夜
「何もできていない」と思うとき
小さな一歩を積み重ねたいとき
5. 🧬 【ESRタッチ】
〜考えすぎて休まらない脳に〜
✅ やり方
両手の指先で、おでこの左右(眉の上)にそっと触れる
目を閉じ、深呼吸3回
ストレスや不安をぼんやり思い浮かべ、2〜3分キープ
✨ 効果
「前頭前野」を優しく刺激し、過剰な感情反応を鎮める
不安・怒り・悲しみの波がスッと穏やかに
🌻 こんなときに
嫌なことを思い出してしまうとき
ザワザワが止まらない夜
心がフッと崩れそうになったとき

🔎 まとめ:回復に必要なのは、“がんばること”ではなく、“ゆるむこと”
うつや不安の回復には、「もっと頑張る」ではなく、“力を抜いていく”方向が必要です。
まずは、ゆるめること。そして、感じること。
脳と神経の緊張が少しずつほどけると、心が回復できるスペースが生まれてきます。
次の章では、セルフケアと組み合わせるとさらに効果的な、専門的ケア(オステオパシーやタッチフォーヘルス)についてご紹介します。
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