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食事が心を支える理由と、今日からできる“心の栄養ごはん”

  • 執筆者の写真: 良 小西
    良 小西
  • 4月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月10日

🧠 なぜ「心の不調」に食事が関係するの?

心が疲れているとき、私たちは「心だけが問題なんだ」と感じがちです。でも実際には、心や脳を動かしている“材料”は、すべて食べたものから作られています。

  • 神経伝達物質(セロトニン・ドーパミンなど)は、たんぱく質・ビタミン・脂質などから作られる

  • 腸と脳は「迷走神経」でつながっていて、腸内環境が不安やイライラに影響する

  • 脳の主要なエネルギー源は糖質で、糖が不足すると脳の働きが鈍くなる

つまり、「ちゃんと食べること」は“心を整える第一歩”でもあるのです。



🚫 実は心を乱しているかもしれない「食習慣」

無意識に続けている食習慣が、脳や神経にとってストレスになっていることがあります。

① 植物油・超加工食品

  • サラダ油・キャノーラ油など、スーパーのお惣菜やスナックに含まれる油は、体内で炎症を引き起こしやすく、脳にも悪影響

  • 化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)は、一部の人に興奮・頭痛・不安感を引き起こすこともあります


② 人工甘味料・ゼロカロリー飲料

  • アスパルテームやスクラロースは、脳の神経にストレスを与える可能性あり

  • 果糖ブドウ糖液糖は、血糖値を乱高下させ、急激な疲労感や不安感を招くことも


③ 極端な糖質制限・ファスティング

  • 「頭がスッキリする!」と感じても、それ脳が非常事態モードに入ってるだけです

  • エネルギーが枯渇して、徐々に気分の落ち込みやイライラが強まる可能性あり


④ アルコール

  • 寝酒は、眠りの質を下げる&翌日の気分を重くするダブルパンチ

  • 甘いお酒(缶チューハイなど)は、糖とアルコールの合わせ技で脳疲労まっしぐら


⑤ “ヘルシーすぎる”食生活の落とし穴

  • 野菜だけ/ビーガン/グルテンフリー=悪いわけじゃないけれど、うつ・不安傾向のある人には不向きな場合も

    • 動物性たんぱく質・脂質不足 → 脳の材料が足りない

    • 葉物の摂りすぎ → 甲状腺機能が落ち、代謝と気分が低下



✅ じゃあ何を食べればいいの?「心の栄養ごはん」リスト

意外とシンプルでやさしい食事でOK。できる範囲で、少しずつ。


🍌 1. 天然の糖質(脳のエネルギー源)

  • バナナ/りんご/黒糖/生はちみつ👉 1日2回くらい、小さな補給を


🍚 2. 穀類(小麦よりごはん系を)

  • 白米/玄米/さつまいも/じゃがいも👉 パン・パスタはたまの楽しみにしてOK


🍳 3. 動物性たんぱく質(感情を安定させる材料)

  • 卵/鶏・豚・牛肉/青魚・白身魚👉 プロテイン飲料より「食材から摂る」のが基本


🥣 4. 発酵食品(腸を元気にすると心も安定)

  • 納豆/ヨーグルト/キムチ/味噌汁👉 1日1回、体が「ホッとする味」を取り入れて


🌕 5. ビタミンB群(脳と神経のサポーター)

  • 卵黄/バナナ/かぼちゃ/色の濃い野菜👉 特に「黄色」「橙色」の食材はメンタルにやさしい



🌱 “食べること”から、少しずつ整えていこう

体がしんどいと、何もできない日もあります。でも、「ちょっとお味噌汁を飲もうかな」「バナナだけでも食べようかな」──その小さな選択が、神経と心をやさしく助けてくれるのです。



🧘‍♀️ 最後に:自分を“エネルギー切れ”から守ってあげよう

つらいときほど、人は自分に厳しくなりがちです。でも今、必要なのは「ちゃんと生きるためのエネルギー」。

  • 体に必要なものを食べること

  • 脳が喜ぶ栄養を入れること

それが、セルフケアの“最初の一歩”かもしれません。

焦らず、比べず、できることから。今日の食事が、明日の気分を変えるかもしれません。


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